管理栄養士の就活

どうやら就活に失敗したようだ

新卒で入った会社を1か月で辞めたそのあと。

私は2019年4月に新卒で入社した会社を、約1か月もたたないうちに

 

退職した。

 

再度わたしの第2新卒としての就活がはじまった。

 

↓  3年前の記事

chocotako.hatenablog.com

 

この記事を書いてから丸3年以上経つ。

 

私は、新卒で入った会社を1か月で辞め、その次に入社した会社で今でも働いている。

 

美容業界とはかけ離れているが、名刺には「管理栄養士」としっかり書かれており、今では主任という役職もある。

 

これまで一度も、エステ業界をやめたことを後悔したことはない。

 

とはいえ逆に「新卒で美容業界なんて選ばなければよかった」とも思っていない。

 

早めに、「美容業界は自分には合っていない」と知ることができたからこそ後悔していない。

 

仮に新卒で美容とは関係ない業界に就職してたとしても、新卒ではいらなかっただけで、仕事がいやになったら「美容業界キラキラしてていいな、働いてみたいな」と憧れを持ち続けていたと思う。

 

 

 

実際に、新卒早々にやめた私はその後どうにか再就職できたわけだが

本当に運がよかったと思う。

 

 

少し休んで5月のGWが終わったくらいに就活をスタート。

大学には恥ずかしくて相談できなかったが今思えば相談してもよかったなと思う。

 

わたしが再就職のためにやったことは

・栄養士・管理栄養士の資格が生かせる仕事を探す

・保険証を国民健康保険に切り替える

・年金を厚生年金から切り替える

 

次を見つけてからではなく突発的にやめたため、とりあえず役所関係は早めに処理して正解だった(笑)

 

栄養士の仕事とはいえやっぱり大量調理とか献立作成とかはやりたくない(栄養士のくせに)ので、それ以外で探した。

 

ともなるとやはり美容業界が多いが、

ほかにも

・薬局

・歯医者

・治験コーディネーター

サプリメント販売

 

なども多かった。

 

結局、↑に書いた業界でもなく、狭い業界に就職したためどういうところに再就職したかは書けないが、今では一応名刺に「管理栄養士」の文字がある。

 

最初はリクナビマイナビを見ていたが、いつも出てくるような怪しい会社しか出てこなかった(使い方がよくなかったんだと思う)。

結局、ハローワークに通って(通うといってもハローワークにいってそこでしか見れない求人を見あさり、いいのがあればハローワークの人に詳しく話を聞く感じ)

indeedでも求人を探した。

 

私的にはindeedが色々条件を絞れたので使いやすかった気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄養士エステティシャンの実際

 

栄養士といえば、食べる人が見えないところで料理をしたり、あんまり表立って仕事する職業ではない、、というイメージがあるが、

 

 

栄養士エステティシャンは違う

いわゆるキラキラ職業の仲間入りだ。

 

とはいえ、エステサロンの勤務なのでまずはエステティシャンとして技術を磨かなければならない。

 

エステティシャンとして一人前になる

②栄養士として美容の知識をつける

③栄養指導のコースにはいって実際に栄養士エステティシャンとして活躍

 

と、こんな流れ。

 

のはずだった。

 

 

痩せるためのエステなので、インナービューティーからのアプローチとして

栄養指導がある。

この栄養指導こそがエステ業界で栄養士・管理栄養士が輝ける部分だと感じていた。

 

実際に私がみたのは、詐欺まがいの栄養指導。

 

お客様に高額の健康食品を売りつけていた。

ただ売りつけるならまだしも、ただの健康食品なのにもかかわらず

 

「これを飲めば生理痛が軽くなる」

 

「これを食べれば血液がサラサラになる」

 

など、薬のような効果があるかのような売り文句で。

もちろんトクホでもないいわゆるただの「健康食品」。

そんな効果はまったくもって証明されていない。

 

 

エステのコース契約とともに、この商品売り上げも個人ノルマに加算される。

 

ノルマはない、とは言われつつも毎週のように掲示される売上ランキング表。

 

 

ああ、これが美容業界で働くってことなんだ、と思った。

キラキラしてて自分もキレイになれて、キレイのお手伝いができて、勉強してきたことも生かせて。

 

そう思ってた。

 

でも実際はお客様の「キレイになりたい」という思いを搾取してありもしない効果があると嘘をついて、お客様を騙してお金を稼ぐ。

 

もちろん私が入った会社だけだと思うし、そうであってほしい。

お金を稼ぐ気持ちだけなら無になって働けたかもしれないけど、自分にもキレイになりたいって気持ちがあるからこそ

 

辛かった。

 

そして私は2019年4月に新卒で入社した会社を、約1か月もたたないうちに

 

退職した。

 

再度わたしの第2新卒としての就活がはじまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美容×管理栄養士

 

管理栄養士として就職するのに

 

色んな選択肢がある中、私が選んだのは

 

「美容」

の分野だった。

 

大学生活の中でメイクやスキンケアなどの美容に気を遣うようになり、

 

外からだけでなく、管理栄養士として内側から美容にアプローチできるのでは?

 

と考えた。

 

どうせなら興味が持てることを仕事にしたい!という気持ちで

 

「美容 管理栄養士」で、某リ〇ナビやマ〇ナビで検索をかけ、

 

たどり着いたのが「エステティックサロン」。

 

もちろん、エステティシャンとしての募集だが、管理栄養士の資格手当

 

がもらえる、といった会社が私が探したときには東京・神奈川だけでも10社ほどあった。

 

ちなみに管理栄養士としての資格手当の相場は、5000~15000円程度だった。

 

 

では、エステサロンでの管理栄養士としての仕事は何か?

 

それはズバリ、「栄養指導」である。

 

エステは「キレイになりたい」というほかに、「痩せたい」という気持ちで通っている人が多い。

 

しかしエステティシャンによるハンドテクニックや機器などで外側から減らせる脂肪と、食生活を正して内側から減らせる脂肪は別物である。

 

そのため、徹底的に痩せたい!と感じている人には栄養指導が必要なのである。

 

管理栄養士の就活

 

2018年3月、大学3年生の冬。

 

2019年卒の就活がスタートした。

 

管理栄養士として働くことを目指す者の就職の選択肢は

 

・病院

・委託給食会社

・公務員

・保育園

・学校

エステサロン

・治験コーディネーター

・研究職(微生物系・食品衛生系など)

・大学などの実験助手

・ドラッグストア

調剤薬局

・事業所の食堂

 

などがある。もちろんこれが全てではない。

探せばもっともっと管理栄養士を必要としている職があると思う。

 

 

もちろん管理栄養士としてではなくても、

その資格を活かして食品メーカー健康食品の販売職

就職する選択肢もある。

 

資格を活かさずにメガバンクに就職する者も多い。